気象衛星画像用語

合計=67
番号TITELDESCRIPTION
1上層雲赤外では白。可視では灰から明灰。
2中層雲赤外では灰から明灰。可視では灰から白。
3下層雲暗灰から灰。積乱雲はともに白。
4形状・大きさ輪郭(不明瞭、明瞭な)、帯状、列状、円形、細胞状、房状・セル状集団、線状、粒状、団塊状、凹凸、影、層状、平坦で滑らか、境界が明瞭。滑らか。
5シーラスシールド広範囲の明るい雲域で雲頂温度が低い雲域。
6シーラスストリーク①強風軸に関連して形成されるシーラスストリーク(ジェット巻雲)
7シーラスストリーク②赤外で白く、可視で灰から明灰・筋状・バルジの北縁に沿って形成。
8シーラスストリーク③低気圧や前線に伴う雲域の極側に縁辺に沿って現れる。
9発達した積乱雲(対流雲)①赤外画像では白いので、雲頂温度が低く、雲頂高度は高い。可視画像では明灰色なので厚い雲で影も見られる。
10発達した積乱雲(対流雲)②赤外画像で白く、団塊状、可視画像でも明灰色〜白いので厚い雲で団塊状で影も見られる。
11バルジ①低気圧の発達に伴い、気圧の谷の前面のバルジの高気圧性曲率が増す。
12バルジ②上層雲だけでなく、多層構造全体の膨らみ。暖気移流に伴う上昇流と正渦度移流に伴う上昇流によって生じた雲域。暖気移流をもたらす層厚の尾根。
13トランスバースラインジェット気流の流れにほぼ直行。水平・鉛直シアーによって生じる巻雲の列。雲列の極側の端にそって最大風がある。
14日本海寒帯気団収束帯(JPCZ)日本海西部では、朝鮮半島北部の山岳(長白山脈)の風下側で下層風の収束によって帯状の雲が形成される。
15赤外・レーダー領域Aはレーダーで強い降水域、台風に巻き込んでいるスパイラルバンド。領域Bは降水は無く、台風の対流圏上部から噴き出している巻雲。
16台風(上層雲)隙間はあるが白いので雲頂温度は低く、雲頂高度が高い。可視では明灰色で隙間があり下が透けて見える。
17台風(積乱雲)白い密な雲域でおおわれているので、雲頂高度は低く、雲頂高度は高い。可視画像では白いので厚い雲で凸凹した団塊状にみえ、影もみえる。中心付近はわずかに雲があるが、眼も確認できる。眼を取り巻く眼の壁雲を含む積乱雲域。
18温帯低気圧化①温低化すると、台風の中心付近の発達した積乱雲の円形度が崩れ、cbクラスタが衰弱して、雲頂高度が低くなる。
19温帯低気圧化②温低化に伴って、850hPaでは台風の北〜西側から寒気が移流し、中層の500hPaでは台風の西〜南部が乾燥域となっており、水蒸気画像の暗域となる。
20リーフ低気圧発生初期段階、木の葉状の雲域、赤外・可視ともに白く見え、厚くて雲頂高度が高い。緩やかなS字型。低気圧発生に先行。
21フック雲域の南西縁では低気圧性の曲率を示し、変曲点をフックという。フック近傍に低気圧の中心が対応。
22コンマ雲頭部凸、尾部凹。換気場内の正渦度移流域に対流雲からなるコンマ雲。
23ドライスロット低気圧の閉塞が進んだ段階、低気圧後面の寒気場から乾燥空気が中心付近にかけて溝スロット状に入り込んでいる乾燥域。水蒸気画像では暗域。
24テーパリングクラウド雲域の風上側で積雲が発生・発達いして、風下側にローソク状に広がって積乱雲となったもの。短時間強雨、雷雨、強風、突風。
25雲列対流雲が線状に結合した幅の狭い雲の列。緯度一度未満。
26雲バンド明瞭な長軸をもつほぼ連続的な雲。
27帯状対流雲寒気の吹き出しに伴って現れる幅の広い雲バンド。すじ状の走行とほぼ直行する走行。JPCZ関連。
28縁辺流に伴う雲バンド太平高気圧の縁辺に沿って流入する暖湿気に伴って形成される活発な対流雲からなる雲バンド。
29すじ状雲①温かい海洋上に流出した寒気が海面からの顕熱と水蒸気を受け、混合によって大気境界層内の凝結レベルを超えた高さにまで達すると、対流雲によるロール状雲で、すじ状の雲として観測される。
30すじ状雲②風向の鉛直シアーが小さく、1〜3kmの不安定層内で生じ、雲頂は逆転層で抑えられている。
31すじ状雲③鉛直シアーが小さい場合は、風向に沿うが、大きい場合には上層と下層のシアーベクトルに沿う。
32すじ状雲④離岸距離によって、寒気の強弱を推定。寒気の氾濫が強い場合には、日本列島と越えて太平洋上にも形成される。
33ロープクラウド弱まっている寒冷前線の先端に形成される細い積雲の雲列。地上の寒冷前線に一致。
34クラウドクラスター積乱雲群、Cbクラスタ、マルチセル、団塊状、バンド状、集中豪雨。
35オープンセル大気と海洋の温度差が大きいとき、寒気の氾濫中。鉛直シアーは小さい。
36クローズセル寒気は弱まるとオープンセルからクローズセルに移行。不安定成層内の積雲が安定(逆転)層で蓋をされて雲頂が層積雲となるような沈降場。
37カルマン渦寒気移流が弱まった時。周辺はクローズセル。
383.8μm画像放射と反射の観測。昼間:雪氷域の識別、活発な対流雲域の検出。 夜間:下層雲の識別
39水蒸気画像中・上層で乾燥しているか湿っているか。暗域、明域、暗化、ドライスロット、バウンダリー、トラフ(400hPa以上)、上層渦。
40ドボラック法眼の温度、眼の壁雲の温度、T数、雲パターン、バンドの曲率の高まり(曲率を増す)。眼の存在。CDOの円形度。眼が円形でなくなる。CDOの円形度が崩れる。傾圧帯に近づく。西側から南側への北側からの乾燥した冷たい空気の流入。海面水温の低い領域。
41ウォームコンベアベルト(WCB)トラフ前面で低緯度から高緯度に向かって暖室な空気を運ぶ大気の流れで等温位面上を上昇しながら北上する。
42コールドコンベアベルト(CCB)温暖前線の前面での西向きの流れで、等温位面上を上昇し、WCBの下を通りWCBの雲域の西縁を抜けて、中下層雲主体の雲域を形成する。
43梅雨前線①温度傾度が小さく、水蒸気傾度が大きい。相当温位傾度がが大きく明瞭なことが特徴で、その南縁に梅雨前線が対応。メソαスケール(中間規模)の小低気圧、メソΓスケール(小規模)の集団であるメソβスケールのクラウドクラスタで構成。
44梅雨前線②梅雨前線の北側の海上ではには広範囲に霧が発生しやすい。対流雲は主として梅雨前線の南側で等相当温位集中帯の南側の高相当温位域が強い西南西から南西の風により、舌状に侵入している領域。
45梅雨前線③雲バンドの南側の刷毛状の巻雲は、200hPaでのチベット高気圧から吹き出す北東から東北東に沿った走向。
46梅雨前線④輪郭明瞭、平滑な表面。梅雨期の海霧は冷たい海面上に南からの暖かい気流が流入して生じる移流霧で持続性が強い。
47梅雨前線⑤団塊状の対流雲クラスタ、日本の南海上にある高気圧の縁辺を回る南西風と華南方面からの西南西流が合流し、35ノットの西南西風に伴い、暖湿気流が流入。
48梅雨前線⑥積乱雲(Cb)クラスタが連なる(帯状に並ぶ)(赤外、可視共に白く、団塊状で凸凹していることから影がみられる)。ドライサージバウンダリ。
49梅雨前線(参考)オホーツク海高気圧、日本海や黄海の高気圧(寒冷な北東風)、南側は太平洋高気圧(暖湿な南西風)、その間に形成される停滞前線。
50スプリット前線寒冷前線上の雲は発達せず、その前方での雲が発達している。
51アナ型寒冷前線高相当温位のWCBに相当温位の低い乾燥空気が流入しその先端部に寒冷前線が対応。
52カタ型寒冷前線中・上層の風が強く、地上寒冷前線を追い越し、相当温位の低い空気あ前線面を吹き下り、WCBの上を這い上がって地上寒冷前線の前方に寒冷前線(UCF)を形成する。スプリット前線。対流不安定。
53閉塞前線(参考)温暖型閉塞、寒冷型閉塞。
54北東気流北東の冷たい風が吹くこと(東北地方ではやませ)。日照が殆ど無く低温となる。雲頂高度が低いので、東北地方の脊梁山脈や関東西部の山岳を越えることができない。及ばない中部地方では日照に伴う昇温により大気不安定になり対流雲発生。
55北東気流(参考)高気圧の北偏により北東風が入る。低温、曇天、霧雨。海上では霧。中心が北日本や三陸沖とパターンとオホーツク海や千島近海にあるパターン。日照無し。ウィンドプロファイラ(1500hPa以上で南西、以下で東成分が特徴)。逆転層下で湿っており、上は比較的乾燥。
56冬型気圧配置(参考)日本の東海上で発達、大陸に優勢な高気圧。山雪形と里雪型。
57山雪型気圧傾度大きい。等圧線南北に走り、狭く混んでいる。山沿い・山岳部で雪。本邦谷から東谷。すじ状の積雲列。離岸距離が小さい。
58里雪型気圧傾度大きくない。日本海に袋状の低圧部または低気圧。平野部で雪。西谷から本邦谷。すじ状の積雲列弱く、渦状の雲域。
59寒冷渦(参考)トラフの振幅が増し、切離(カットオフ)された低音域をもつ低気圧。中・上層で明瞭、地上低気圧は必ずしも明瞭でない。前面は正渦度移流域で前面に暖湿気流入、上昇流域となる。中心も上層寒気によって不安定となり対流雲が発達。
60日本海低気圧(参考)日本海を発達しながら東北東から北東進。春一番、急激に発達。強風、北日本では暴風雨、雪。日本海側ではフェーン現象。多雨による融雪洪水や雪崩。顕著な暖気・寒気。風向の急変と伴う強風、突風、雷、竜巻、気温の急低下。
61日本海低気圧(参考)寒冷前線前面の暖域内は相当温位が高く、山に直行するような暖湿な南西から西南西の風が地形効果により強制上昇され対流雲が発達し降水が強くなる。
62日本海低気圧(参考)関東平野は西方にある中部山岳や関東山地の風下側で地形による下降流で雲の発達が強制的に抑制される(吹上型)
63二つ玉低気圧日本海と日本の南海上。深い気圧の谷。合流しひとつにまとまって発達。広範囲に悪天。大雨・強風・雷。谷が深まり前面への暖気移流が強まって雲域は南北に立ち、バルジの高気圧性曲率は大きくなって低気圧発達。
64南岸低気圧(参考)東シナ海、傾圧性の強まり、寒気持った上層トラフの接近、前面での暖気移流の流入が顕著。傾圧性が強まり低気圧は発達しながら南岸沿いと東北東から北東進。
65太平洋高気圧縁辺流(参考)太平洋高気圧の縁辺部を回り込むように南からの暖湿な空気が日本付近に流入。前線の南側、南海上に台風。陸地では地形効果に更に発達し大雨。
66ポーラーロー(参考)寒帯前線ジェット気流または前線帯の北川の寒気場内の海上で形成。雲渦またはコンマ雲。海上からの潜熱と水蒸気の補給により深い対流が生じ、雲渦が発生。大規模温帯低気圧の副産物。正渦度移流域または第二の傾圧帯。
67熱帯低気圧Cbクラスタまとまらず散在。次第にひとつの大きなCbクラスタとしてまとまる。中心が特定できることがTDの条件。曲率も明瞭。円形度が増す。表面の滑らかさが増す。眼の存在。スパイラルバンドが顕著。円形度が崩れる。前線の雲と合併。乾燥空気の流入。λ型。